この記事でわかること
  • スクールカウンセラーに相談する前に知っておくべきこと
  • スクールカウンセラーとの信頼関係を築く方法
  • 守秘義務の例外について
  • スクールカウンセラーへの相談で期待できること、できないこと

スクールカウンセラーに相談しようか迷っている、相談したいけど不安…という方のために、スクールカウンセラーに相談する前に知っておきたいことや心構え、注意点について、元スクールカウンセラーの私が解説します。

相談内容を整理しておこう

相談内容を事前に整理しておくことは、スクールカウンセラーとの相談をスムーズに進める上で非常に大切です。

相談したいことを箇条書きにする

頭の中を整理し、相談したいことを明確にしましょう。「どんなことで悩んでいるのか」「いつから悩んでいるのか」など、具体的な内容を書き出してみましょう。

時系列で整理する

いつから、どのようなことがあったのか、時系列で整理することで、問題の全体像を把握しやすくなります。

誰に相談したいか明確にする

お子さんご本人、保護者の方、または両方で相談したいのかを明確にしておきましょう。

相談する上での希望を整理する

スクールカウンセラーに話を聞いてほしいだけなのか、具体的なアドバイスが欲しいのか、学校との連携を希望するのかなど、相談する上での希望を整理しておきましょう。

家族構成(一緒に住んでいる人)

お子さんの性格(長所も短所も)

困っていること

・だれの

・どんなことが

・いつごろから

・どんな頻度で

・どういうきっかけで

・どうなると落ち着くか

・ひどい時はどんなときか

・成育歴

スクールカウンセラーとの信頼関係を築くために

スクールカウンセラーとの信頼関係を築くことは、問題解決に向けてとても重要です。

正直に話す

恥ずかしいことや隠し事をせず、正直に自分の気持ちを話しましょう。

質問をする

わからないことや疑問に思ったことは、遠慮せずに質問しましょう。

アドバイスを受け入れる

スクールカウンセラーのアドバイスを素直に受け止め、前向きに取り組みましょう。

定期的な面談

可能であれば、定期的に面談を続けることで、より深い信頼関係を築くことができます。

相性が合わない場合は…

もし、どうしても相性が合わないと感じたら、他のスクールカウンセラーに相談することも可能です。

守秘義務について

スクールカウンセラーには守秘義務があります。 相談内容や個人情報は、本人の同意なしに、他の先生や保護者に伝えることはありません。

ただし、例外として、以下のような場合には、秘密が守られないことがあります。

  • 本人の生命や安全が脅かされている場合: 例えば、自傷行為や自殺の危険性がある場合など。
  • 犯罪行為に関わる場合: 例えば、虐待や犯罪被害を受けている場合など。

これらの場合には、関係機関と連携して、必要な保護や支援を行うために、情報共有が行われることがあります。 ただし、その場合でも、本人の同意を得るように努めます。

相談後に期待できること、できないこと

スクールカウンセラーに相談することで、以下のようなことを期待できます。

問題解決のサポート

専門的な知識や経験に基づいたアドバイスやサポートを受けられます。

精神的な支え

悩みを聞いてもらうことで、気持ちが楽になったり、安心感が得られたりします。

情報提供

不登校やいじめなどに関する情報提供を受けられます。

学校の先生との連携

必要に応じて、学校の先生と連携して、お子さんのサポートをしてくれます。

心のケア

お子さんだけでなく、保護者の方の心のケアも行ってくれます。

具体的な対応策の検討

学校や家庭で、どのような対応をすれば良いのか、一緒に考えてくれます。

一方で、スクールカウンセラーに相談しても、以下のようなことは期待できません。

問題の即時解決

問題解決には時間や努力が必要です。

魔法のような解決策

スクールカウンセラーは、魔法使いではありません。問題解決のためには、本人や保護者の協力も必要です。

強制的な解決

スクールカウンセラーは、本人の意思を尊重し、無理強いすることはありません。

まとめ|安心して相談できる環境を作ろう

スクールカウンセラーに相談する前に、相談内容を整理したり、信頼関係を築くための心構えをしたりすることで、安心して相談できる環境を作ることができます。

守秘義務について理解し、相談後に期待できること、できないことを知っておくことも大切です。

この記事が、スクールカウンセラーへの相談を検討する上で、少しでもお役に立てれば幸いです。

まとめ
  • 相談内容は事前に整理し、相談したいことを明確にしておく
  • スクールカウンセラーを信頼し、正直に話す
  • 守秘義務は原則だが、生命や安全に関わる場合は例外もある
  • スクールカウンセラーは問題解決をサポートする存在であり、魔法の解決策はない
  • 相談することで、精神的な支えや情報提供、具体的な対応策の検討などのメリットがある

引用文献

文部科学省「2 スクールカウンセラーについて」児童生徒の教育相談の充実について―生き生きとした子どもを育てる相談体制づくり―(報告)
吉田克彦・若島孔文編著:小学校スクールカウンセリング入門 2008 金子書房 
教育相談情報提供システム:スクールカウンセラーをめぐる課題 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所

初回相談無料+2回まで返金保証
初回無料で相談する
5回の面接でご家族の人生が変わる

不登校なんでも相談室のおすすめ記事はこちら

不登校に関する質問募集中
不登校なんでも質問箱
匿名OK お気軽に