- すらら「最悪」と感じた人の声と、その背景
- すらら、正直なデメリット一覧
- こんな子には向いていない(6つのパターン)
- すらら+出席扱いにするための手順
- こんな子には効果が出やすい
- まとめ:試す価値があるかどうかの判断基準
オンライン教材のすららは、学校に行けないお子さんの家庭学習に最適な通信教材と言われています。
実際に、多くの教育委員会などで採用されていますが、保護者の皆さんにとってはわからない部分も多いでしょう。
実際にカウンセラーとして、すららの利用を検討する多くの保護者の方の話を聞いてきました。
例えば、
「安い金額じゃないのに、子どもが全然やらなかったらどうしよう」
「使わなくなった時にすぐに止められるだろうか」
「そもそも、うちの子にすららは本当に合うの?」
・・・といった声です。
この記事では、そんな保護者の方々のために、オンライン教材の「すらら」について、デメリットや注意点も包み隠さずお伝えします。
費用がバカにならない、教材が合わなかったらどうしよう、誰にも相談できない…。
これらの不安を解消して、お子さんに合った学習方法を見つけましょう。
この記事でお伝えしたいこと
すらら公式サイトはこちら→https://surala.jp/
執筆・編集責任:吉田克彦(合同会社ぜんと代表 公認心理師、精神保健福祉士)
- 不登校の家族支援25年以上、3000家庭以上の支援実績
- スクールカウンセラー歴20年以上。小学校、中学校、高校(全日制、定時制、通信制)全ての校種で勤務経験あり。
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すらら「最悪」と感じた人の声と、その背景
実際にすらら利用者の声を調べると、ネガティブな評価はいくつかのパターンに分かれています。
ここでは、実際に利用を検討しているご家族から聞いた4つのパターンを紹介します。
「子どもが結局やらなかった」
これが最も多い不満です。
すらら自体の問題というより、ほとんどが「本人にやる気がない段階で始めた」ことが原因です。
不登校のお子さんは、学習を再開できる準備が整っていない時期があります。
その時期に教材を導入しても、負担感だけが残ってしまいます。
これはすらら側の問題というより、導入のタイミングの問題です。
「月額費用に見合わない気がした」
月に数回しかログインしなければ、コストパフォーマンスは当然悪くなります。
「教材が悪い」というより「活用できる状態でなかった」という側面が大きいです。
また、何と比べるかによって月額費用が割高にも割安にも感じることがあります。
自宅学習という意味では、学校で配布されるプリントや市販のドリルや問題集と比べると割高です。
一方で、独学ではなく自分のペースに合わせながらも教えてもらいながら進めるという意味では、塾や家庭教師と比べるととても割安です。

特に学校に行けない状況の場合は、何に対してもネガティブに受け止めがちです。「登校できていればこの出費は必要なかったのに」などと考えるのは自然なことです。
しかし、マイナスにとらえすぎるとお子さんの学習の遅れや勉強嫌いにつながってしまい新たな問題が生まれることがあります。
「解約・退会の手続きがわかりにくそう」
解約するときの手間を考えて「申し込むのをやめよう」と考える方も少なくありません。
特にお子さんが学校に行けない状況だと、学校への連絡に疲弊したり、家族や職場の反応が気になるなど、
対人関係に敏感になってしまう保護者もとても多いです。
その結果、「また面倒になったらいやだから、最初から申し込まない」と考えたくなるでしょう。
でも、すららの場合は解約はとても簡単です。
解約を検討する際は、月途中ではなく月末までにWeb上で手続きすることで、当月末で退会できます。
また、そもそも入会の段階で、無理な売り込みはなく、お子さんの状況を丁寧に聞いてもらえます。
「実際に相談したら、『あなたのお子さんの場合はすららより他の勉強方法の方がおすすめですよ』と丁寧に紹介してもらいました」という話も聞きます。

実際にすららの運営の方にも、話を聞いたのですが、「無理な売り込みはせずに、うちのサービスより他のサービスの方が向いているご家庭には正直にお伝えする」とおっしゃっていました。
「学校の出席扱いにならなかった」
すららに申し込むことが、すぐに学校の出席扱いにつながるわけではありません。
出席扱いにするか認定するのは学校長です。
そのため、学校への申請をしていないと認められない場合があります。
申請方法については後で詳しく紹介します。
すららが「最悪」になる条件
ここまで、すららが「最悪」になる条件を4つのパターンで紹介しました。
これらのパターンは、すらら自体の品質の問題ではなく、導入のタイミングや「利用したら自動的に学校の出席扱いになる」といった誤解から生まれます。
タイミングを見極めて、誤解を解消することが大事です。
すららのデメリットとその理由
誤解を解消することが大事だとお伝えしました。
そこで、すららのデメリットになるポイントについて紹介します。
デメリット①:オンライン教材の中では費用が高め
他のオンライン教材と比較すると、すららの費用は高額です。
主なオンライン教材との比較
すららの月額費用は8,800円〜(税込)。他のオンライン教材と比較するとこうなります。
| サービス | 月額費用(目安・税込) |
|---|---|
| すらら(3教科・小中コース) | 8,800円〜 |
| スタディサプリ | 1,815円〜 |
| スマイルゼミ(小学コース) | 3,278円〜 |
費用が高い2つの理由
なぜこんなに高いのか、理由は大きく二つあげられます。
高い理由1:無学年式だから
通信教材には、大きく分けると①学年式と②無学年式があります。
①の学年式の場合は、例えば「中学2年生の9月号」といったように、学年にあった教材が届きます。
一方で、すららのような無学年式は、中学2年生の9月であっても、中学1年生のわからないことをさかのぼってじっくりと学んだり、中学3年生の難しい内容に触れることができます。
学べる範囲が広がるため、学年式と比べると料金が高めになります。
つまづいたところまでさかのぼって学びなおしたり、どんどん先に進むことができます。
極端に言ってしまえば、1年間頑張ることで、小学5年から学びなおして高校レベルまで一気に進めることもできます。

すらら公式サイトはこちら→https://surala.jp/
高い理由2:専任の「すららコーチ」がつくから
AIではなく、現役の学習塾講師など経験豊富はすららコーチがオーダーメイドでサポートします。
そのため、どうしても料金は割高になってしまいます。
オンライン教材では、解説動画を見て問題を解くという形式が一般的です。
その上で、質問などがあればAIチャットで問い合わせることができる場合もあります。
すららの場合は、すららコーチが保護者につきます。
お子さんにではなく、保護者につくのがポイントです。
お子さんが取り組んだ内容にだけ、コーチが関わるのではありません。
お子さんに合った学習設計の提案や進度管理はもちろん、保護者へ普段からの学習の見守り方や声掛けなどについてもサポートしてくれます。
一方で、オンライン塾やオンライン家庭教師に比べれば安いので、オンライン教材としては高いですが、料金設定としてはとても良心的だと思います。
デメリット②:教材が合わない場合がある
すららの教材は、ゲーム要素が豊富で、視覚的に学ぶのが得意な子には向いています。
一方で、次のような子には向いていません。
- 計画的に学習を進めるのが苦手な子
- 先生との対話を通して学びたい子
- 応用問題に挑戦したい子
実際に、すららのスタッフさんにお話を伺った時に、スタッフさんは以下のように答えていました。

私たちも、問い合わせの中で、他の教材の方が適切だと判断した場合は、他社さんをおすすめしています
そのため、「うちの子に向いているかな?」と迷われた方は、無料体験をされた上で、気軽に質問することをおすすめします。

上記のように学習を開始する前に必ずヒアリングがあります。
聞かれることに答えるだけではなく、こちらからも遠慮なくヒアリングしましょう!
「問い合わせをしたら無理やりにでも契約させられるのでは?」という心配はいりませんので、安心ですね。
すらら公式サイトはこちら→https://surala.jp/
孤独を感じやすい
オンライン学習は、家庭で一人で勉強をしているため、学校や塾での勉強に比べると孤独感を感じやすいのは間違いありません。
勉強をしながら「自分は何でこんなことをしているのだろう」「くだらない」「みんな楽しく遊んでるはずなのに」などと考えることがあるでしょう。
場合によっては、そのまま勉強のモチベーションが下がってしまうお子さんもいます。
対応策として、すららにはコミュニティ機能があり、他の仲間と交流することができます。
また、すららコーチに質問したり相談したりすることも可能です。
- オンライン上で一緒に勉強する仲間の存在
- すららコーチが学習の進み方をしっかりと見守ってくれる
そのため、孤独を感じることも少なく、もし孤独感に襲われても立ち直りが早いです。
保護者の方のサポートも重要です。
お子さんの学習状況を把握し、励ましたり、一緒に学習したりすることで、孤独感を軽減することができます。
メリットもたくさんある!
- 自分のペースで学習できる: 学校のように周りのペースに合わせる必要がなく、自分の理解度に合わせて進められます。
- ゲーム感覚で楽しく学べる: キャラクターが登場するなど、ゲーム要素が豊富で、飽きずに学習を続けられます。
- 基礎学力の定着に強い: 丁寧に解説された動画教材やドリルで、基礎からしっかりと学べます。
- いつでもどこでも学習できる: インターネット環境があれば、自宅だけでなく外出先でも学習可能です。
- 担任制による手厚いサポート: 専任の先生が学習計画の作成や相談に応じてくれます。
これらのメリットについては、別の記事で詳しく解説しています。
▶ 【安心】すららのメリットを完全解説!独自取材の体験談も紹介
ここまで、すららのデメリットについて具体的に紹介してきました。
もちろん良い部分だけではなく、注意点もあります。
それぞれのデメリットも理由がわかれば怖くありません。
こんな子には向いていない(6つのパターン)
すららの継続率は89.1%ととても高いのです。一方で、10.9%の方が継続できていないことも確かです。

対面サポートがないと勉強できない子
すららに限らず、オンライン教材はどうしてもパソコンやタブレットなどの端末を利用して勉強をします。常に手をあげて質問をしたり、困っている時に自分から聞けない子もいます。
先生などから声をかけられるのを待っていることが多い場合、先に進むのが難しくなるかもしれません。
対応策としては、適応指導教室や別室登校などを利用して先生に教えてもらうのがベストです。
すららを利用する場合は、最初の間は保護者がそばについて徐々に本人に任せていくことが重要です。
その上で、すららコーチに相談をしながら進めていきましょう。
テレビゲームなどが苦手な子
すららはゲーム感覚で勉強しやすい工夫をしていますが、子どもだからといってゲームが好きとは限りません。
「勉強は勉強としてやりたい」と考えることもいますし、中学生頃になるとアニメキャラクターを「子どもっぽい」と思ってしまうかもしれません。
対応策としては、お子さんが「すららの子どもっぽいさ」に否定的な場合は、お子さんの大人びたところを利用しましょう。
例えば、「確かに子どもっぽいよね。あなたにふさわしい勉強法はどんな感じ?」などと聞いてみるといいでしょう。
すららを利用する場合は「確かに子どもっぽくて、しっかりしているあなたには物足りないかもしれないけれど、それだけしっかりしているあなたなら、使いにくいかもしれないけど上手にできるのでは?」などと、伝えてみてはいかがでしょか。
お子さんのことを信頼していることが伝わり、お子さんの自己肯定感アップにもつながります。
集団での学習がしたい子
一人だと勉強に取り組めない場合もあります。
すららは家庭でのオンライン学習なのでどうしても一人で勉強をせざるを得ません。
対応策としては、フリースクールや適応指導教室、あるいは学校の別室登校などを利用して、そこですららを取り組むこともできるでしょう。
教科書通りに進まないと気がすまない子
すららは、あえて教科書の流れをばらして、子どもが理解しやすい流れで組み立てています。
そのため、教科書の内容をやることにこだわってしまう子などには、戸惑うでしょう。
対応策としては、すららにこだわらず教科書に準拠したドリルを取り組んだり、学校からプリントを受け取って取り組むのがいいでしょう。
お金のことを気にしすぎる子
不登校のお子さんの中には、自己肯定感が低く、学校に行けない自分に対して後ろめたさを持っている場合があります。
その後ろめたさが強すぎると、「自分にお金をかけなくていい」「親に負担をかけている」と過度に気にしすぎることがあります。
対応策としては、学校からプリントをもらってくることもできるでしょう。
すららを利用する場合は、「高いのだからちゃんとやりなさい」などのプレッシャーは避けた方が良いでしょう。
本人から「いくらかかるの?」「そんなもったいない」などと声をかけてくる場合もあります。
その時は、「あなたが勉強して素敵な大人になってくれればいいよ」
などと、将来について伝える。
あるいは
「3か月頑張ろう!三か月やってみて、その後を考えよう。今はとりあえず、自分のことだけ考えればいいよ」
などと、期間を区切ることも効果的です。
すららは、専用端末を購入する必要がなく、いつでも解約ができます。
すらら+出席扱いにするための手順
すららに申し込んで利用すればすぐに出席扱いになるわけではありません。
文部科学省の通知(平成17年・令和元年改訂)に基づき、ICT等を活用した自宅学習は、一定の条件を満たした上で学校長が認めた場合に出席扱いとなります。
そこで出席扱いになるための大まかな手順をご紹介いたします。
STEP 1:すらら側に「出席扱い希望」を伝える
入会後、すらら事務局に「出席扱い申請を希望している」と伝えると、申請に必要な**書類テンプレート(学校長向けの説明資料)**を提供してもらえます。すらら自体が出席扱い制度への対応を公表しており、手続きのサポートがあります。
STEP 2:学校(担任・管理職)と事前に相談する
申請書を学校に提出する前に、まず担任または教頭・校長と面談の場を設けましょう。「すらら利用の出席扱い申請について話を聞いてほしい」と伝えれば、多くの学校では対応してくれます。
STEP 3:学校長の承認をもらう
以下の要件が満たされていれば、認められる可能性が高くなります。
- 保護者が子どもの学習状況を把握し、学校に定期的に報告していること
- 校長が学習の計画・内容が適切と認めること
- 訪問指導等と組み合わせて実施されていること(必須ではない場合もあります)
承認後は、すらら上の学習記録が出席日数としてカウントされます。
申請がうまくいかない場合
学校によっては、担当者の理解不足や前例のなさから申請が難航することがあります。
その場合は、教育委員会の担当窓口(指導主事)に相談することも選択肢です。

カウンセリングの中で、学校と保護者の間に入り、出席扱いになるように対応した事例も多くあります。
ご家庭それぞれの状況も違いますし、守秘義務もあるためこの記事では具体的な事例は紹介できません。
あなたのご家庭と学校の事情に合わせた対応ができますので、まずは無料でご相談ください。
すららが向いているのはどんな子?
すららのデメリットを理解した上で、以下のようなお子さんには、すららが向いています。
自分のペースで学習を進めたいお子さん
すららは、無学年方式なので、自分のレベルやペースに合わせて学習を進めることができます。
ゲーム感覚で楽しく学習したいお子さん
すららは、ゲーム要素を取り入れた教材で、飽きずに楽しく学習することができます。
ゲームに夢中になるお子さんに「ダメ」と禁止ばかりでは、お子さんも反発してしまうでしょう。
そこで、「これもゲームと同じだからやってごらんよ」と声かけてみると、お子さんの反応も違ってくるはずです。
基礎学力の定着を重視したいお子さん
すららは、基礎学力を着実に身につけるための教材が充実しています。
不登校のお子さんの中には、学校のような集団学習が苦手な子もいます。そのようなお子さんにとって、すららは、安心して学習できる環境を提供してくれるかもしれません。
まとめ:試す価値があるかどうかの判断基準
「すらら 最悪」と感じた人の声を見てきましたが、共通しているのは「合わない子に無理に使わせようとした」「学習準備ができていない段階で始めた」というケースです。
すらら自体の品質や信頼性は、多くの教育委員会でも採用されていることからも一定の評価があります。ただし、すべての子に合う万能な教材ではありません。
こんな場合はすらら以外を先に検討
- 子どもがまだ学習に向かえる状態ではない
- 対面サポートが必須
- 費用の負担が家庭に重くのしかかっている
こんな場合はすらら候補に入れて良い
- 自宅で一人でも取り組めそうな状態になってきた
- ゲームには興味がある
- 基礎から学び直す必要がある
25年間、不登校の家族支援をしてきた経験から言うと、「学習を再開できる準備が整ってきた子」にこれだけ手厚くサポートしてくれる教材は、他にあまりありません。迷っているなら、まず無料体験で試してみることをおすすめします。合わなければ断ればいい。それだけのことです。
もし、すららについて少しでも不安や疑問があれば、無料体験を利用して、実際に試してみることをおすすめします。
家庭学習ができようになれば、お子さんも自己肯定感も上がってきますし、再登校する際にも「勉強の不安」が軽減されます。
やるかやらないか迷っていては時間だけが過ぎてしまいます。
「一度試してうまくいけばそのまま、合わない場合は次のステップに進めばいい」そのくらいの軽い気持ちで無料体験をお試しください!
すらら公式サイトはこちら→https://surala.jp/



