経験豊富な心理師の派遣

園児の問題行動の分析と改善法のご提案

問題行動を起こすお子様に対して、「困った」と思ってしまうことはありませんか?「困った子」は「困っている子」、実はお子様自身が困っているのです。そんなお子様が生活しやすくなるための、そして、保育士さんの悩みを解決するための心理師派遣です。心理師は、「目の前の子どもをより深く理解したい、保育をもっと良くしたい。」と奮闘する保育士さんにとっての強い味方です。

経験豊富なスタッフがその日から実践できる工夫を一緒に考えます

学校や保育園、小児科でのカウンセリング経験が豊富なカウンセラーが数多く在籍しています。スタッフが定期的に園を訪問し、お子様の気になる行動やクセについて、的確に分析し助言を行います。単なるダメ出しではなく、その日から実践できる工夫を一緒に考えますので、正しい対応方法が身に付きます。第三者の専門的な視点が入ることで、新たな改善方法が見え、より良い保育に向かうことが期待できます。

キンダーカウンセラー(公認心理師・臨床心理士)派遣の10のメリット

1.心理師が保護者様の相談窓口になります

近年、保護者様からの相談内容は多岐に渡ります。親子関係、発達、子育てについて、と大切なお子様に関する悩みは尽きません。コロナ渦で、相談相手がいないまま子育てに奮闘し、孤独を感じていらっしゃる方が多いことも理由の一つかもしれません。そんな保護者様の相談窓口を心理師が引き受けることで、専門的な悩みの解決に繋がり、満足度の向上が期待されます。

2.専門的な切り口から、保護者支援をサポートします

保護者様の相談窓口は、現場の保育士さんが請け負うことが一般的かと思います。連絡帳や送迎時の会話から、悩みを聞き出し、寄り添って対応する。そんな日々の関わりは、信頼関係を築くためにとても大切なことです。そこに心理師がいることで、更に専門的なアドバイスが可能となります。保育士の皆様の負担軽減にも繋がり、さらに保育に力を注ぐことができるようになります。スタッフは、全員公認心理師を保有し、キャリア10年以上のカウンセラーのみが在籍しています。お子様の発達に関する問題はもちろん、保護者様からの子育ての悩みなどにも真摯に寄り添い対応いたします。

職員のストレス緩和で保育の質向上へ

保育士は「感情労働」

保育士の仕事は「感情労働」に分類されます。「感情労働」とは、自身の感情の表し方や、感じ方をコントロールする必要がある仕事のことです。保育士の皆様は、お子様の喜怒哀楽を受け止めつつ、自身の感情をコントロールして保育に従事しています。それだけではなく、「感情労働」は、個人の性格や特徴によるものと捉えられることが多く、職業的能力として十分に認識されず、報酬に反映されないことが問題視されています。このように「感情労働」には、適切に評価されず目に見えない負担やストレスが伴うこともあるのです。

感情労働によるストレスを軽減

心理師がいれば、スタッフ同士では言いにくい内容についても気軽に相談することができます。また、心理の専門家が具体的なアドバイスを行うので、ストレス改善にも繋がります。厚生労働省が推奨する“ストレスチェック”も実施可能です。また、休職中のスタッフ様は孤独を感じがちです。丁寧にフォローや復職支援などを行うことで、離職率を低下させる役割も果たします。たくさんの業務を担う保育士様をはじめとしたスタッフの皆様のストレス緩和や、対応に苦慮する問題への助言などを通して、働きやすい環境づくりに貢献いたします。

園内研修や保護者会、お便りでの専門的な知識の提供

専門家が情報発信をお手伝いいたします

毎月の園だよりやクラスだよりなど、細やかに発行しているお便りの数々。実は大きな負担になっていませんか?心理師からの情報発信を取り入れることで、作成の負担が軽減します。心理の専門家が、保護者様からの質問に答えたり、参考事例を紹介したり、子育てや心理に関する知識をわかりやすく解説するなどの情報提供を行います。「保護者様からいただいた質問にどう答えたらいいか分からない。」そんなお悩みもお任せください。専門的な知識に触れることで、読者の満足度向上に繋がることが期待されます。また、子育てや家庭でのお悩みには、“家族心理の専門家”がメールでのカウンセリングも行っておりますので、ご活用ください。

保育の質を上げるために、教育や研修を請け負います

近年、“保育の質”が問われています。保育の質を高めるためには、職員の皆様の意欲や知識の向上が不可欠となります。そのために園内研修を行うことはとても有効です。しかし、専門的な内容を分かりやすくまとめたり、事前準備をするには大きな労力と時間がかかります。保育、書類仕事、雑務と仕事内容が多岐に渡る保育士の皆様へ。その負担は、私たち心理師にお任せください。園内研修の講師の他にも、職員様向けの事例検討会や勉強会の実施。保護者会での子育てや家族関係などについての講師にも対応いたします。

予防的なアプローチでスタッフの皆様の精神的安定へ

保育園に心理師がいることで、様々な予防的役割を果たします。普段からのお便りなどでの情報発信や、保育士の皆様への研修などを通して、通園される親子がより良い関係を築くことができます。そして、保護者様の不安や悩みが軽減されることは、スタッフの皆様のメンタルヘルス不調の予防へとつながります。

保育の質に欠かせない環境の改善

良好な人間関係づくり

派遣スタッフがアプローチをするのは、園児・保護者・スタッフといった個人だけに留まりません。園の組織や親子関係、保護者同士の関係などの集団へのアプローチも可能です。保育園は様々な人間関係で構築されています。そのどれもが大切なお子様にとっての“人的環境”です。お子様は環境の中で育まれます。ギスギスした人間関係が蔓延した環境下で、健全な保育は行えるでしょうか。良好な人間関係が構築されることは、お子様へ直接的に良い影響を与えると考えられます。弊社のスタッフは、家族カウンセリングの経験が豊富です。困ったことがありましたら、すぐに対応いたします。

クライシスマネジメント(危機管理)

クライシスマネジメントとは

クライシスマネジメントとは、問題が発生した時の対応、発生後の対応をあらかじめ決めておくことです。

大切なお子様の命を預かっている時に大きな出来事が襲ってくるかもしれません。例えば、震災後の対応や、ご家族の突然死、近年騒がれている保育士による虐待。これらの出来事は、お子様や職員の皆様に大きな心のダメージを与える可能性があります。もちろんどれも無いに越したことはありませんが、避けられない事態があることも事実です。常に万が一のことを考えておくことが、危機管理として重要となってきます。

専門家が緊急時のメンタルケアを行います

不慮の事態が起こった時は、通常の業務と並行して、当事者へメンタルケアを行う必要があります。自身も当事者だった場合に、その業務量はとても大きな負担となる恐れがあります。混乱した現場に、専門家がいるということは大きな安心につながります。何かが発生した場合は、心理師がすぐにこころのケアを行います。万が一の非常事態時に慌てることのないように、専門スタッフが誠心誠意お力になります。

保育園のブランド力向上

“選ばれる保育園”を目指して

保育園の数が増えたことと、少子化の影響によって、次第に待機児童問題が解消されてきました。地域によっては定員割れという事態も起こり始めています。そんなこれからの時代を生き抜くためには、“選ばれる保育園”を目指すことが求められます。“選ばれる保育園”の条件は色々ありますが、まず第一に、「安心安全な環境」であることが重要となります。心理師という専門家が身近にいるということは、何よりもこころの安定に繋がります。現在、心理師がいる保育園や幼稚園は少ないので、それだけで入園希望の保護者様への大きなアピールになります。また、「保育士は激務」だというイメージが蔓延っていて、潜在保育士が増加している事実もあります。そんな保育士不足が深刻な今、求職中の保育士さんへの大きなアピールにもなります。保育園のブランド力向上こそが、“選ばれる保育園”に必要なことなのです。

月額19,800円(税込)~

健やか親子21に登録しています

投稿者プロフィール

吉田 克彦
吉田 克彦公認心理師・精神保健福祉士
不登校・引きこもりの家族相談を行って20年超。
スクールカウンセリングから、東日本大震災の被災地心理支援、企業内カウンセラーなどを経て、現在は合同会社ぜんと の代表。